どうも~
ミサミサです。
ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。
この記事ではおすすめの本を1個紹介します。
【魔女と過ごした七日間】 著:東野圭吾
がっつりミステリーの東野圭吾ワールドを堪能したい人
東野圭吾の最新作ということで、文庫化を待たずに即購入を決意
【読了までの目安時間】2時間
【おすすめ度】★★★★★
【解説】
本書は、AIやDNA解析などの近代の文明を用いた、殺人ミステリーです。
元警察官である月沢克司が殺害されます。息子の陸真は不思議な力を持つ「羽原円華」、友達の「純也」と共に父を殺した犯人を追います。
検事の脇坂・茂上ペアは、従来の捜査方法で克司を殺した犯人の捜索に当たります。
陸真は克司の遺品整理で克司が闇カジノに関わりがあることを知り、円華の不思議な力や人脈を使って闇カジノに潜入し犯人の手がかりをつかむことになります。
一方、脇坂はDNAやAIを用いた犯人の捜索に疑問を抱き、茂上の理解を得つつ独自路線の捜査を開始します。
そこで浮かび上がる過去の事件との関わり、意外な人物・・・
組織が蒸し返されたくない真実とは?
陸真たちの推測と脇坂の捜査が交わった時、事件は急展開を迎えます。
果たして克司を殺した犯人は誰なのか、殺人の動機は!?
AI技術やDNA解析技術が発達した現代において、これらの技術に頼りすぎることに一石を投じた、少し考えさせられる一作です。
最後に
【ミサミサの独り言】
本書はラプラスシリーズの第三作です。物理現象を予想できる不思議な力を持つ女の人がどの作品にも登場しますが、第一作「ラプラスの魔女」に比べ、この作品は女性が持つ不思議な力の効果が最小限に抑えられていました。空想科学の一面が少なく、SFが苦手な私も一気に読み進めることが得来ました。
ミステリーの要素だけではなく、友達との友情が描かれたり、技術に頼りすぎる最近の風潮に一石を投じる作品となっています。
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