どうも~
ミサミサです。
ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。
この記事ではおすすめの本を1冊紹介します。
【死ぬ瞬間の5つの後悔】 著:ブロニー・ウェア
どうすれば後悔しない人生を送れるか、知りたい人
今を生きることに一生懸命になり、死ぬときに後悔するのが怖い人いませんか??
この本はホームヘルパーを職業とする主人公が、残り少ない患者と対した体験記です。
本書を読んで、「後悔する人生とは何か」を自分なりに考え、今日から日々過ごしていきましょう!!
死ぬ前に後悔しなければいい人生だと思い、後悔している人の体験を学んでみたかったから。
【読了までの目安時間】4時間半
【おすすめ度】★★★☆☆
【要約】
ホームヘルパーとして働いていたブロニーは数多くの人を見取ってきた。そうした中で人生を後悔している人に5つの共通点があることに気づいた。
それは
・自分に正直に生きればよかった
・働きすぎなければよかった
・思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
・友人と連絡を取り続ければよかった
・幸せをあきらめなければよかった の5つである。
【解説】
本書は、死が間近に迫った人が病床で感じている後悔を記した一冊です。
要約にも記しましたが、患者が感じる後悔は以下の5つに分類されます。
・自分に正直に生きればよかった
・働きすぎなければよかった
・思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
・友人と連絡を取り続ければよかった
・幸せをあきらめなければよかった
ヘルパーとして働いていた著者が患者のお世話を通じて聞いたことや体験したことを記した一冊ですが、個人的には「これら5つの後悔をしないようにしましょう」というメッセージではなく、「こうした後悔はいつからでも(死期を感じてからでも)取り返せる」というメッセージが込められているように感じました。
例えば、「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」の章では、長期間喧嘩をした家族が、仲直りのきっかけをつかむことができないまま、親が病気になってしまった時のエピソードが書かれています。
死期を察している父親に対し、筆者は勇気を出して自分の気持ちを伝えるよう勧め、死の直前で仲直りをすることができました。
死の直前、父親と息子共に「後悔を払しょくでき、最後に仲直りをできてよかった」と感じたそうです。
本のタイトルからすれば、「喧嘩しなければよかった」という結論になりそうなものですが、「思い切って気持ちを伝えたことで、後悔なく死を迎えることができた」という結論は少し意外でした。そして、「後悔はいつでも取り返すことができる」という素敵なメッセージを感じました。
最後に
【ミサミサの独り言】
帯に『「もっとお金を儲ければよかった」という人はいなかった』という記載があり、はっとさせられました。
何でもかんでも「効率化」を推し進める風潮がある現代ですが、結局は人と人の触れ合いが大切であり、「効率化」を重視するあまり人との関わりを忘れると、上記の5つの後悔につながってしまうのではと感じています。
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