どうも~
ミサミサです。
ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。
この記事ではおすすめの本を1冊紹介します。
【新 管理職1年目の教科書】 著:櫻田 毅
実際に管理職になった人
今の職場で上司に不満がある人
今の職場で上司に不満がある人、いませんか??
この本を読めば、なぜその人に不満があるのか明確になります。
将来の部下に同じことを思われないよう、今のうちに考え方を勉強しておきましょう!!
管理職に不満があった時期もあり、自分が(もし)管理職になった場合にどうすべきか勉強しておこうと思ったから。
管理職が考えていることを学ぶことで、今の立場での仕事の仕方に生かせると思ったから。
【読了までの目安時間】2時間半
【おすすめ度】★★★★★
もくじ
【要約】
管理職の役割は「チームの成果の最大化」のために組織をマネジメントすることである。
「メンバーシップ型雇用制度」から「ジョブ型雇用制度」への雇用環境変化に伴い、年齢ではなく能力が給与の基準となってくることが予想される。
しかし、マネジメントの背景はどの時代も不変であり、「チームの成果の最大化」のためのノウハウを学ぶことは有意義である。
本書では、管理職として磨くべき6個の力について解説している。
【解説】
本書は、どの時代でも不変な、管理職として磨くべき6個の力について解説しています。
自分の役割をこなすだけでよかった一般社員と違い、管理職はチームとしての成果が求められるようになります。
チームの成果を最大化するには個々の能力だけでなく、部下のモチベーションや業務管理など幅広く見渡す力が必要になってきます。
また、本書のタイトルは「管理職1年目」と銘うっていますが、一般社員も読むべき一冊だと感じました。一般社員のころから管理職目線で仕事をすることはチームとしても自分のためにも有益だからです。
本書で、印象的だった言葉を5個紹介します
締め切りは思ったタイミングの半分で設定する。
仕事の締め切りは「できるだけ早く」が当たり前ですが、これだと期限に具体性がなく仕事ははかどりません。
かといって、デッドラインのぎりぎりに締め切りを設定していると、もし仕事に不備があった場合の修正時間が確保できません。
締め切りを早めに設定するということは決断までの期間を短くするということですが、決めることができない上司はそのうち「慎重な人」→「臆病な人」→「決断できない無能」へ格下げになります。
「わかってからやる」ではなく「やったらわかる」
失敗は成功への踏み台という感覚で、とりあえずやってみます。しかし、無謀に何でもトライするわけではなく、ある程度の仮説を立て検証し、予想される失敗に対しての対処も決めておくそうです。
成功がわかってからやるのでは締め切りまでに間に合いません。
「締め切りを早めに設定している」からすぐ行動に移さざるを得ないのか、「すぐ行動に移す」から締め切りを早めに設定できるのか、どちらが先なのかはわかりませんが、先ほど説明した「締め切りを思ったタイミングの半分で設定する」と「とりあえずやってみて、やったらわかる」は成果を上げるために対をなす重要なキーワードです。
10分で結論が出ない場合は誰かと話す
正解がない問題に対してとるべきアクションは「考える」ですが、一人で考えすぎてもいたずらに時間が過ぎるだけです。そう言った時は誰かと話すべきです。
脳には「オートクライン」と呼ばれる機能が備わっており、他人の言葉より自分の言葉の方がよく聞いています。
ですので、誰かに話し、自分の頭の中を言語化することで自分が発した言葉を自分で聞くことになり、結果として考えが深まっていくのです。
アイデアは評価者ではなく自問する人から生まれる
上から目線の評価者は人の話を「使えるか、使えないか」でしか判断しないため、画期的なアイデアはなかなか出てきません。
「自分にできることは無いか??」という目線で人の話を抽象化し、話の本質を見極めた後に「自分に応用できることは無いか??」と具体的に考える。
こうして人の話を「抽象化⇔具体化」と自問自答できる人からアイデアが生まれていきます。
「やり損」にしない
チームのために他の人の手伝いをしても、結果的には目に見える成果を出したものだけが評価され、陰で手伝いをした人は評価されないとなれば、モチベーションは著しく低下し、成果には結びつきません。
管理職は、「やったことは報われる」ように構成に評価に反映させる必要があります。
最後に
【ミサミサの独り言】
腑に落ちる話ばかりで、かなり勉強となる一冊です。最初に申しあげたとおり、管理職だけでなく一般社員も必読の一冊です。現在の管理職に不満がある人は、管理職を反面教師となりとし、管理職に足りていない部分を想像しながら読めば身に付きやすいと思います。
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