【読書】シリコンバレー最重要思想家　ナヴァル・ラヴィカント

どうも～

ミサミサです。

ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。

この記事ではおすすめの本を1冊紹介します。

【シリコンバレー最重要思想家　ナヴァル・ラヴィカント】　　著:エリック・ジョーゲンソン

【読了までの目安時間】3時間半

【おすすめ度】★★★★★

【要約】

人生の３大目標は富、健康、幸福である。

富＝金　ではない。自分の時間を切り売りしなくても増えていく資産が富である。

自分の時間を切り売りして得る資産とは、逆に言えば時間をかけなければ資産は増えないということであり、富にはなりえない。掛ける時間や労力に比例せず、指数関数的に増えていくような資産を作らなければいけない。

「自分しかできない特殊知識」と「信頼」を基に得た資産は、希少価値が高く他者に模倣されることがないため、富となりえる。

【解説】

本書は、シリコンバレーのスタートアップ時に活躍したナヴァル・ラヴィカントの考え方を学べる本です。

お金持ちになるための方法として

・ミニマリストになる

・インデックスファンドに投資する

といった小手先テクニックではなく、根本の考え方が書かれており、非常に勉強になりました。

かなりおすすめの一冊です。

ナヴァルは「人生の３大目標は富、健康、幸福であり、重要度は上から順に幸福、健康、富である。」と考えています。

本書では3大目標のうち、富と幸福について書かれています。

この記事では「富」について解説します。

富

富とはお金のことではありません。

寝ている時間も自分の資産を増やしてくれるものを富と呼んでいます。

自分の時間を切り売りして得られる資産は富にはなりえません。

富を得るには、費やした時間や努力は重要ではなく「何を」「誰と」「いつ」するかが大切になります。

「努力は過大評価　判断は過小評価」されているのです。

では、どうすれば富を得ることができるのか？

「自分にしかできない特殊知識」を身に付ける

特殊知識とは、大衆が訓練で身に付けることができないものです。

自分にしかない特殊知識を「社会が求めているが、まだ知られていないもの」に応用し、規模を大きくすることでやがて富を得ることができます。

自分の好奇心に従順になる

特殊知識を身に付けるための近道は自分の好奇心です。

自分の好奇心に従った行動は仕事ではなく遊びの感覚で行えるからです。

そうして身に付けた特殊知識は世の中に広まっていない場合が多いです。専門性や創造性が非常に高く、外注や自動化ができない場合が多いのです。

結果として希少価値が高く、富を増やしてくれる特殊知識が身に付きます。

説明責任を引き受ける

富を得るためには信用が欠かせませんが、自分の名前名義で信用を勝ち取らなければ富にはなりえません。信用を得るためには自分のアウトプットに説明責任を持つ必要があります。そうしたリスクを引き受けた見返りとして、自動的に増えていく富が手に入ります。

リスクを取らないリターンはあり得ません。

事業を所有する

事業を所有することで、自分の仕事が「労働」ではなくなります。

時間を切り売りする「労働」は、インプットとアウトプットが連動しており、自分がやった以上のことは得られません。つまり、自動的に富が増えることはあり得ないということになります。

「労働」ではなく、「事業を所有」し自分の特殊能力の元に「働かせる」ことで、結果として自分がやった以上のリターンが得られるのです。

最後に

【ミサミサの独り言】

本書は幸福についても書かれていましたが、内容は「嫌われる勇気」と被る部分が多く、復習になりました。

やはり、「嫌われる勇気」は最強のメンタル本なのかもしれません。

特殊知識といえば

・医者

・スポーツ選手

など、どれも小さい時からの鍛錬が必要な職業が多いと感じました。

しかし、

・医療系youtuber

・プロ野球解説動画youtber

など、WEBの世界を舞台にすれば、特殊知識として成り立つのではないかと感じました。何かの本で読んだのですが、「好きを貫けば、それが仕事になる時代になった」という言葉を思い出しました。

「仕事」ではなく「遊び」の感覚で取り組むことができる仕事を見つけることが富を増やすための近道なのかもしれません。

当ブログの記事に共感していただけたら、また読みに来ていただけると嬉しいです。

読んでくれる方の数が多くなると更新するやる気につながります!!

→Kindle Unlimited無料体験はこちら←

一か月の無料お試し期間ありです!!本ブログで紹介している本も無料で読めるので、ぜひ体験してみてください！