本紹介

【読書】あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール


どうも~

ミサミサです。

ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。

この記事ではおすすめの本を1冊紹介します。

【あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール】  著:小倉広

会社で後輩ができたり、重要な仕事を任されたりし始めた人

会社生活で仕事を任せられ始めた人いませんか。家庭を持ち、仕事との向き合い方を考えている人いませんか。本書には、人生の転換期である30代中盤のプライベート、仕事の向き合い方についての考え方が書いてあります。

私自身が30代中盤を迎え、仕事との向き合い方を考えていたから。

【読了までの目安時間】2時間半

【おすすめ度】★★★★☆

【要約】

33歳は大卒10年目の年であり、会社員としての節目である。家庭を持つ人は仕事とプライベートの両立を考えるであろうし、キャリアのステップアップに燃えている人もいる。幸せな40代を迎えるため、人生を変えるためのチャンスの年代であり、だからこそ過去の人の考え方や仕事との向き合い方を学ぶべきである。

本書は、著者である小倉広氏の経験をもとに書かれた、30代中盤のサラリーマンの羅針盤となる一冊である。

【解説】

本書は、小倉広氏の経験をもとに、30代中盤のサラリーマンが従うべきルールが100個書かれています。あくまで筆者の主観であり、共感できるものだけ参考にすればいいと思いますが、意識高い系の本にありがちな「独立して好きなことを仕事に」や「夜ではなく朝仕事をする」といったことだけではなく、筆者の経験から導かれたルールも多数あり、とても参考になりました。

本書で、試してみようと思ったルールを8個紹介します

自分の人生を他人の評価にゆだねるな

30代中盤は出世コースとコールから外れた人の差が顕著に表れ始める時期であり、だからこそ上司からの評価を気にしがちになってしまいますが、他人の評価を軸に生きるということは他人に人生を支配されることと同じです。「周りにどう思われるか」ではなく

  • 自分の力を120%だす
  • 利己ではなく利他の考えを持つ

事を頭に入れて行動すべきです。

根拠なき自信を持つ

根拠のある自信はもろいのです。なぜならば、結局人は最後は自分の体験と直感を頼りに意思決定をするからです。

根拠も大切ですが、うわべの理論に踊らされない、自分の信念を貫くことが大事なのです。

おじさんになるな

結婚し異性関係が安定すると、異性の目を気にしなくなり、見た目がどんどんおじさん化してきます。

見た目がおじさんになると、いつの間にか仕事にも影響してしまいます。

やはり、常に見た目の清潔感や、自分磨きなど、最低限の努力は不可欠です。

緊急でない重要事項を大切にする

緊急でない重要事項とは、「自己啓発」「健康促進」「業務の効率化」「職場外での人間関係」など、仕事のマストタスク以外のことを指します。

マストタスクである「緊急かつ重要事項」ばかりに忙殺され、「緊急でない重要事項」に時間を割くことができなければ、ゆとりのある毎日は永遠にやってきません。

「緊急でない重要事項」に注目するために

  • 手帳を眺め、やりたいことややるべきことを再認識する
  • やりたいことやマストタスクのブレイクダウン(詳細化)を実施し、行動に移す

ことが大事になってきます。

部下に謝る

部下の仕事ができないのは上司の指示が悪いからです。それを棚に上げ一方的に起こるのでは無く、「責任は上司にある」といった姿勢を見せることで、部下は成長しついてきてくれます。

正常な組織は「トップダウン」の指示系統だけでなく「ボトムアップ」の情報共有もできています。そうした連絡体制を整えるためにも上司は部下に対し、謙虚にいるべきです。

一方的な説教や自慢話、被害妄想は絶対にNGです。

せこい貯金はするな

仕事を効率的に行うためにはプライベートの充実や自己啓発も欠かせませんが、これらには「お金」が必要になってきます。

目先の出費を気にして遊びを断ったり自己投資をしないのではなく、10年単位での自分の成長を頭に入れてお金の使い方を考えていくべきなのです。

気分を買う

年を重ねるにつれ、モノではなく気分が上がるものにお金を使うことが大事になってきます。例えば、レンタルCDではなくコンサートに行き生の迫力を感じる、たまにはおしゃれなカフェで読書をする、どちらを買うか迷ったときは高い方を購入する、などです。

これらは浪費ではなく自分への投資です。物理的な豊かさを追求するだけではなく時間に意味を持たせることで人生が豊かになってきます。

お金じゃない

成功者の共通点として

・お金にがつがつしない

・「利他」の心をもつ

事が挙げられるそうです。

人間は、「人に認められ必要とされ、初めて生を実感する動物」であり、例え物理的に生命を維持できても、人との関係性がなければ生を実感することができないのです。

お金にがめつい人は必然的に「利己的」になってしまいます。

安定を手にするためには最低限のお金は必要ですが、必要以上のお金にがつがつするのではなく、「利他の心」をもって生きていくことで、おのずと豊かな人生になります。

33歳を過ぎたら目先のお金ではなく、お金の先にある人間関係を見て過ごすべきなのです。

最後に

【ミサミサの独り言】

本書に書いてあった100のルールのうち、特に共感できた8個をピックアップし紹介しましたが、この中でも「部下に謝る」ということの重要性を最近実感しています。

自分が間違っていた時に謝るのはもちろんですが、自分の知識が足りなく教えを乞う際に、一言添えるだけでも職場の雰囲気は全然違ってきます。

仕事は「経歴<経験」の部分が大きいですし、新しくやってきた上司より同じ部署に長く要る後輩の方が仕事ができるということは往々にしてあり得ます。私の今の部署もそうで、自分より仕事のことを知っている後輩に囲まれて日々を送っています。

そうした中でいかにうまく組織として仕事を回すかを考えた時、ちんけなプライドを盾に上から目線で接するのではなく、後輩であれど対等に、時にはお願いする形で仕事を振ることで、うまく組織がまわります。もちろん、そこには「利他の心」が欠かせません。

これは、山形時代にAさんから教わったことであり、様々な修羅場を乗り越え執筆されている本書にも同様なことが書かれていたため、少しうれしくなりました。

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ABOUT ME
ミサミサ
大学を卒業した後、仕事をしているミーハーサラリーマンです。 ミーハーです。 野球、読書、筋トレ、ゴルフ好きです。 パワハラ経験あり。何かあればご相談ください ※Amazon、楽天のアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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