どうも~
ミサミサです。
ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。
この記事ではおすすめの本を1冊紹介します。
【医者が教えるサウナの教科書~ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナで整えるのか~】 著:加藤 容祟
【対象】
サウナ好きな人
なぜサウナ好きが職場で好かれるのか、医学的な根拠が知りたい人
【学べるもの】
サウナーがよく言う「整う」とはどういう状態か、知りたい人いませんか?
サウナ好きはなぜ職場で好かれるのか、知りたい人いませんか?
サウナにチャレンジしたい人いませんか?
この本は、これらの疑問に医学的根拠と共に答えています。
サウナに通い、自分自身を整えていきましょう!!
【この本を手に取った理由】
後輩とサウナに行く機会があり、サウナから出た後の爽快感がたまりませんでした。なぜ、そういった感覚になるのか、サウナの効用は何か具体的に知りたくなり本書を手に取りました。
【読了までの目安時間】2時間
【おすすめ度】★★★★★
【要約】
なぜ仕事ができる人はサウナ好きが多いのか?サウナは、マッサージでは取り除くことができない「脳疲労」を取り除くことができるからである。「脳疲労」がなくなった結果として、すっきりした状態になり、よい睡眠をとることができたり、良いアイデアを思いついたり、感情的になることなく困難に対応できるようになる。また、加齢臭や肥満防止など、外見への好影響もあり、単純に人間としてよい効果ばかりである。
【解説】
本書は、サウナの効果および効果的な入り方について医学的根拠を基に解説しています。
サウナに入ることで、日常生活で蓄積されている「脳疲労」を低減でき、結果として体にとっていいことがたくさんあります。
この記事では
・脳疲労の正体
・サウナに入るときに体内で起きていること
・整うとは
・サウナの効果
・効果的なサウナの入り方
を解説します。
脳疲労の正体
脳疲労とは「無意識に色々考えてしまうときにたまる疲労」のことです。
仕事がうまく行かなかったとき、理不尽に怒られたとき、失恋した時などは違うことに集中したくてもどうしてもそのことを考えてしまいがちです。そうした思考の時にたまる疲労が「脳疲労」です。
脳疲労は脳のエネルギーの80%を奪うそうです。意味ある作業に集中した時のエネルギー消費は5%程度であり、いかに無意識に考えてしまうことが疲労を蓄積しているかがわかると思います。
体内で起きていること
サウナに入ること(サウナ→水風呂→外気浴)で、こうした脳疲労を取り除くことができます。メカニズムを以下に説明します。
サウナは人体にとって非日常の危機的状況です。いきなり100℃近い空間に放り込まれることで、人間は本能的にサウナの環境に対応しようとし、「余計なこと」を考えることがなくなります。
サウナを出た後の水風呂によって、サウナによって熱せられた体が急激に冷やされることになります。極端な環境の変化に対応するために、体内では自立神経、心拍、血圧、脳内ホルモンなどをコントロールし、持てる全ての力を総動員します。
水風呂を出て、外気浴を行うことで、生命の危機を脱した人体は急激に整っていきます。
整うとは
整うとは、「リラックスしているが、眠くはない意識が鮮明に晴れている状態」のことを言います。
整うを理解するために、「交感神経」と「副交感神経」を理解する必要があります。
「交感神経」は臓器や器官などの働きを向上させる神経のことであり、「副交感神経」は臓器や器官などの働きを抑制する神経のことです。
興奮している時は交感神経優位、逆に落ち着いている時は副交感神経が優位になっています。
つまり、副交感神経が優位な状態を作ることができれば、疲労から解放されるという状態になることができます。
サウナに入ることで上述の通り、体中に血流がめぐりますが、余計なことを考えない状態に入ることができます。
血中にアドレナリンがあり(≒環境に適応しようと必死)、余計なことを考えていない(≒副交感神経優位)状態になる、これが「整った」ということです。
サウナの効果
サウナに入り整うことで様々な効用が得られます。
・脳疲労が取れて頭がすっきりする
サウナに入り、強制的に思考をリセットすることで、脳疲労が取れ、頭がすっきりします。
結果として、余計なことを頭の中から消し去ることができ、決断力や集中力がアップしたり、いいアイデアを思いついたりします。
・感情的にならなくなる
サウナに入り、人体の危機を経験することで、人体の生命維持システムである自律神経を鍛えることができます。自律神経を鍛えることでメンタルが安定し、感情的にならなくなります。
・睡眠の質向上
頭がすっきりし余計なことを考えなくなることに加え、サウナに入る体温変化が就寝に好影響を与えます。また、環境の変化を経験することで肉体的に疲労したと脳が勘違いし、寝つきが良くなります。
サウナに入った日と入らなかった火を比較すると、入った日は入らなかった日の1.5倍脳疲労が回復していたそうです。
・肌がきれいになり痩せやすくなる
サウナにより肌の代謝が促進され、肌がきれいになります。また、甲状腺ホルモンという前身の代謝を活性化するホルモンが増え、痩せ体質になります。
効果的な入り方
効果的にサウナの効用を得るには、「サウナ、水風呂、外気浴」を1セットとする必要があります。どれを抜かしても効果的な入り方とは言えません。
体の中心を温めるために、できるだけヒーターの遠くに座り、体内温度を均一化するためにできるだけあぐらか体操すわりで座ることが効果的です。
脈拍が2倍になるまでサウナに入った後は、16℃程度の水風呂で脈が正常になるまで過ごします。水風呂に入り全身の血管が縮むことで脳に血流がめぐり、脳の余分な物質のデトックスが進むそうです。
水風呂で脈を整えたら、最後は外気浴です。外気が当たるところで横になり、「整う」を感じましょう。
一般的には
サウナ、水風呂(1分)、外気浴(5~10分)を3~4セットを行うこと効果的に整うことができるとされています。サウナでは大量の汗をかくので、水分補給を忘れずに行って下さい。
最後に
【ミサミサの独り言】
サウナの効用を読んでいく中、サウナと筋トレは似ていると感じました。筋トレし書かいた汗を銭湯とサウナで流すのが最強のリフレッシュ方法かもしれません。
後輩とサウナに行くことが増えたのですが、サウナに入っているが予想以上に多く、サウナがはやっていることを実感しました。サウナに入っている人は例外なく落ち着いた表情をしており、職場でも感情的にならないんだろうな~と勝手に想像しています。
サウナーは40歳くらいの経営者(成功者)っぽい人も多く、本書に書かれていることを身近で実感しています。
一回当たり500円程度で無制限に過ごすことができ、体にも頭にもお財布にもいい趣味として、サウナはこれからもはやり続けるのではないでしょうか。
サウナハットやサウナマットなど、いろいろなグッズを持参している人も多く、サウナグッズをそろえてみたいなあと思っています。おすすめがあればぜひコメント欄で教えてください!!
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