どうも~
ミサミサです。
ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。
この記事では以前読んだ本に書いてあった素敵な言葉を一つ紹介します。
「自分を不幸にした人への最大の復讐はその人以上に幸せになること」ということを実感した私の体験を記します。
不幸にした人への直接的な復讐は不可
私のようなサラリーマンである以上、一社員を不幸に陥れるような人は権力を持っている人が多く、そういった人を直接陥れるのは向こうが法的なチョンボ(セクハラパワハラなど)をしない限り無理です。
そうしたカスに執着し、なんとか同じ思いを味合わせたい気持ちもわかりますが、「やられたらやり返す」のはドラマの中の話なのです。
カスへの執着を手放すことが大事
カスに陥れられた時は「惨め」「負け」な気持ちでいっぱいになってしまいますが、そういった感情をさっさと捨ててしまうことが非常に大事です。
自分の人生に関係ない、むしろ足を引っ張ってくるような人に時間を費やしてしまうことほど無駄なことはありません。
見ている人は見ている
5年ほど前、私はカス上司の下で働く羽目になりました。
カス上司の個人的な事情で私のプライベートや会社人生をめちゃくちゃにされ、しんどい期間が終わった瞬間即解雇(異動)、社内評価も「―」をつけられ、今でも給料面で同期より劣っています。
しばらくはその上司に執着し、何とか同じ思いを味わせてやりたいと目論んでいましたが、執着している期間は仕事もプライベートも何もかもがうまく行きませんでした。
そんな時、「自分を不幸にした人への最大の復讐はその人以上に幸せになること」という言葉に出会いました。そして、執着を捨て、自分の楽しみや成長を第一に考えるようにした結果、プライベートも仕事もうまく回るようになったのです。
仕事面では、職場環境がいい部署に移動となり、同じチーム内で切磋琢磨できる環境で仕事ができています。
プライベートではいい出会いに恵まれ、結婚することができました。
今はかわいいかわいい息子にも恵まれ、充実した人生を送れることができています。
そして、時を同じくして私を陥れたカス上司のプロジェクトは赤字が発覚し、会社の中で肩身が狭い生活を送っているようです。(知ったこっちゃないですが)
決していい思い出ではありませんが、今となっては「人として成長できた期間だった」と振り返ることができるようになっています。
最後に
【ミサミサの独り言】
「過去は変えられない」という言葉は半分本当、半分嘘だと思っています。
過去が変えられないのであれば、カス上司の下で働いた私の経験も「成長できた」と捉えることはできないはずです。
そして、つらい過去を変えるために必須なことは「過去に執着しないこと」です。
今思えば、学生の時から過去に執着し、かなりの時間を無駄にしてきています。
「執着が無駄である」ことを学ぶための必須な時間であったと捉えるとそうなのかもしれませんが・・・できれば経験したくない時間でした。
息子には「時には遠回りも必要である」が、不必要な遠回りはしないよう、私の経験を伝えていきたいと思っています。