どうも~
ミサミサです。
ミサミサといいつつ、普通のアラサーサラリーマンです。
元マイクロソフトのプログラマーが実践している時間術が書かれている「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を要約します。
もくじ
【解説】
本書は元マイクロソフトのプログラマーが実践している時間術が、著者の経験と共に記載されています。
仕事をするうえで一番大事なこと、それは「納期を守る」ことです。
納品された商品の質は二の次で、先ず大前提として納期を守れない人は仕事をするうえで信頼を得られることはできません。
それなのになぜか我々サラリーマンは自分の中で、「質のいいものを」という十字架を自分に課し、結果として納期すら守れないということが起きてしまいがちです。
本書では鬼のように忙しい会社員生活を過ごした著者がいかにして成果を上げたかが記載されています。
カギは「時間術」です。
この記事では著者が実践した時間術のうち、目からうろこだった考え方を3個紹介します
「全ての仕事は必ずやり直しになる」
ほとんどの人がスマホを持っていると思いますがスマホのアップデート通知を見たことがあるのではないでしょうか。
アップデートとは、出荷の時点ではカバーできていないミスをその都度行う作業の事です。つまり、精鋭が知恵を絞りあって作っているスマホですら出荷の段階では完ぺきではないということです。
我々一般人の仕事が完璧であるはずがありません。完璧な状態で成果物を提出することは無理なのです。
「締め切り」は努力目標ではない
仕事をしていると納期が守られない場面に遭遇することが往々にしてあります。そうした場面ではお詫びの電話やお詫びのメールで事が済むことが多いため、締め切りを過ぎてもそこまで大ごとにはならないと感じてしまうかもしれませんが、大きな間違いです。
「締め切り」はマスト事項なのです。
「何がゴールか」を正確に把握する
「花を用意してほしい」と依頼された部下が花屋に注文した場面を想定します。配達当日に交通事情でどうしても花が配達できなくなった場合、花を注文した部下に非はあるのでしょうか??
答えは「Yes」です。上司の依頼は「花を注文すること」ではなく、「花を用意すること」です。このように、自分に何が求められているのかをしっかり理解することが大事です。
もし期限に間に合わない場合は上司に相談する必要がありますが、期限ぎりぎりに相談されてもどうしようもないのです。ですので、我々サラリーマンは、7,8割の出来でもいいので期限内に成果物を作成することが求められているのです。
上記例のように、上司が求めているものと違った成果物にならないよう、そして期限内にできるだけ良い質の成果物を作成するため、筆者は以下の二つを特に強調しています。
期限までの最初の2割でクソほど仕事し、それからは流しで作業をする。
期限までのうち、最初の2割でクソほど仕事をし、仕事の8割を終わらせます。
残った期間で余裕をもって残りの仕事を終わらせるのです。
最初の2割の時間で仕事が思ったより進まなかった場合は、期限延長を相談すべきです。
すぐ仕事を終わらせない
最初の2割のテンションで最後まで仕事をやり切った方が良いのでは??と思う人がいるかもしれませんが、それは間違いです。理由は以下の3つです。
- 仕事の8割を最初の2割の時間で終わらすテンションは最後まで長続きしないからです。最初の2割はあくまでも期限内に終わることができるかを見定める期間とするべきです。
- 時間に余裕をもって仕事をすることで、仕事の質が上がるからです。残った時間で残り2割の仕事をすればよいと余裕を持つことができれば、仕事の質はさらに上がります。
- さっさと仕事を終えると、さらに新たな仕事が降ってくるだけだからです。
最後に
ミサミサの独り言
私も部下を持つようになり、仕事を部下に振る立場になったのですが、「ゴールは何か」を意識することの大切さを改めて感じています。
部下は手順書を作るのがゴールであり、ミスなく作業ができるよう手順書を確認するのは上長のゴールなのです。
若手は「ミスなく作業できる手順書を作成すること」がゴールであると勘違いしがちだと感じています。
ですので、私は部下に仕事を振る際に、
- 最終期限の2週間前に提出すること
- 困ったらその時々に相談すること
を伝えています。そして、期限が近くなればなるほど期待値や求められるものは高くなってくるから、7,8割の状態で一度成果物を見せてほしいということも伝えています。
職場で仕事を一緒にしたくないランキング1位の先輩がいます。その先輩の迷言の一つに「上司が何も考えなくてもいい、120%の出来のモノを持ってこい」というものがあります。
「成果物がイメージと違っていたら嫌なので早めに一回目を通してください」と二か月前に提出したのにもかかわらず、期限ぎりぎりに資料を返され、この迷言がさく裂しました。
なお、成果物に本質的な不備はなく、趣味程度の修正しかなかったのですが、謎にキレまくったため職場の雰囲気は最悪でした。
本書を読んでいて、その時感じた違和感、あきれ、あきらめが間違っていないことを確信できました。
当ブログの記事に共感していただけたら、また読みに来ていただけると嬉しいです。
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